ヴェルサイユ宮殿①👑CHATEAU DE VERSAILLES

 なんと前回のブログから4日ぶりになってしまいましたが私は元気です😂
月曜日と火曜日の夜中に研修があり、約5ヶ月間の研修を無事に終了できたのですが、途中から溜め込んでいた講義後の記録に苦しめられていました…
講義後すぐに記載していなかった自分を恨みながら丸一日記録に費やし、ようやく終わりました!!

ということでようやくブログが書けるので、先週の土曜日に行ってきたヴェルサイユ宮殿について書いていきます!

鏡の間 
(まずはサムネイル用に1枚だけ)

ヴェルサイユ宮殿はパリから少し離れた場所にありますが、私が住んでいるところからはメトロとバスを使って1時間ちょっとで行くことができました🚌
メトロの9番線の終点「Pont de Sevres」という駅から171番のバスに乗るのですが、このバスの終点がヴェルサイユ宮殿なので間違えることもなく安心!
道が混んでいなければ30分くらいでヴェルサイユ宮殿まで連れて行ってくれます。
チケットもパリ市内のメトロやバスで使うものと同じなので、片道チケット2枚(約400円くらい?)で行けちゃうんです✨

パリとは違った郊外の雰囲気を車窓から楽しんでいると、あっという間にヴェルサイユ宮殿に到着!


バスから降りるとルイ14世の銅像がお出迎えしてくれます🐎
躍動感があってかっこいい!!


前回旅行でヴェルサイユ宮殿に来た時、とにかく人がたくさん並んでいる印象があったので事前にインターネットから時間指定でチケットを購入していきました。
ちなみにチケットにはいろいろと種類があって、私たちはお庭も宮殿もとりあえず全てのエリアに入ることのできるチケットにしました。

私たちは10時入場のチケットで、バスが遅れると困ると思って早めに家を出たのでヴェルサイユ宮殿に着いたのは9時半。
30分も時間があったので、せっかくだから庭園に入ってみよう!ということになりさっそく庭園へ!
後にこの選択を後悔することになるのですが、早い時間だったということもあり人が少なくてのんびり楽しめました🕊

フランス式庭園

これぞまさにヴェルサイユ宮殿っていうイメージのお庭🌳
綺麗に整っていて圧巻だった!!

ヴェルサイユ宮殿を背にして撮った写真
真ん中の池を中心に左右対象で綺麗

ラトナの噴水

ヴェルサイ宮殿にはたくさんの噴水があるのですが、Wikipedia先生によると噴水庭園にはルイ14世の3つの意図が込められており「水なき地に水を引く」「貴族を従わせる」「民衆の心をつかむ」というルイ14世が自分の権力を表現する方法でもあったわけです。
その中でもこのラトナの噴水には「貴族を従わせる」という意図があり、ギリシャ神話をモデルにしており、一番上の女性はルイ14世の母親、その足元にいるのは幼いルイ14世自身で、足元にはカエルやトカゲに変えられた貴族を表しているそうです。
よーく見ると人間の姿に見える銅像の手に水かきがあったり、顔がカエルになったりしているんです😳😳
その話を夫くんから聞いて、ブログのネタができたと喜んでいる私の姿がこちら。笑



そんな蘊蓄を聞いたりしながら庭園内を軽くお散歩し、10時になったのでさっそく宮殿内へ👑
10時入場のレーンから入ることができ、荷物チェックのために少し並びますがそれほど待つこともなく中に入れました!

王室の中庭

王室の中庭を通り、宮殿内の見学コースへ向かいます。
見事に左右対象!一ミリも狂いなし!!って感じで、theヨーロッパな建築。
日本ってこういう建物あんまりない気がする。やっぱり日本はアシンメトリーが美なんだろうか…?(常識だったら恥ずかしい😇)


それではようやく宮殿内の見学スタート!!
ヴェルサイユ宮殿は2階建で、まず1階部分では映像や当時の宮殿の姿を描いた絵画などを使って宮殿の歴史について説明してくれます。日本語のオーディオガイドを無料で借りられるので、宮殿の歴史が分かりやすく理解できた。






ヴェルサイユ宮殿の歴史を簡単にいうと、ルイ13世が狩猟館として使っていた屋敷を、ルイ14世が豪華な宮殿に作り替え、ルイ15世や16世も少し改築しながら使っていた。ところがフランス革命でルイ16世は宮殿を追い出され処刑されることに。幸いにも宮殿は破壊されず、その後の権力者達によって改修されながらも、特に何にも使われることはなかった。そんな中1830年にルイフィリップが国王に即位し、ヴェルサイユ宮殿を歴史美術館にする事を命じ、その後は国内外における政治の場としての役割も担ってきた…という感じです。(細かいところ間違えていたらすみません😅)


歴史を学んだ後は、「ルイ14世の間」というルイ14世にまつわる絵画などの展示ルームを通り、メインの大アパルトマンと鏡の間へ✨

部屋大きすぎるのと人が多すぎて写真がなかなか撮れなかったのと、動画をこのブログに載せられないのでちょっと伝わりにくいですが、雰囲気だけでも伝われば嬉しいです。
全ての部屋にギリシャ神話の神の名前がついていて、それぞれの部屋にテーマがあるのですが、全て書ききれないので印象的だったものについて書いていこうと思います🙋‍♀️


王室礼拝堂

マンサール設計の「王室礼拝堂」。これは2階部分から撮った写真で、王様達はこの2階部分から毎日ミサに参加していたようです。1階部分には民衆も入れたらしい。
天井に描かれているのはキリストの復活。
正面に見えるのはロベール・クリコ作のパイプオルガン。今でも修復はクリコの子孫が行なっているそうです!

ヴィーナスの間の天井画

真ん中にいるのがヴィーナスで、下にいる神々達もヴィーナスの美しさにうっとり❤️

ローマ皇帝姿のルイ14世

ルイ14世の右手の下には敵国の戦士の背中、左手にはカブトだったかな…?
次の3枚の写真はアポロンの間というお部屋。

ルイ16世

ルイ14世

ルイ14世が使用していた玉座が置かれていた

ルイ16世とルイ14世は対面で飾られているんですが、2人の足元に注目👀
ルイ14世は背があまり高くなかったようで、ヒールの高さがルイ16世よりも高いんです!そんな細かいところまで描かれていて写真みたい!!

戦争の間

ルイ14世がまたがっている馬の足元には敵国の戦士、ルイ14世の頭上には勝利を喜ぶ天使達。左はラッパを吹いていて、右は冠を載せようとしていて、戦争に勝利したことが表現されている!



鏡の間はやっぱりすごい!!豪華すぎる✨ルイ14世はよくここをお散歩していたそうで、ルイ14世に会いたい貴族達はここで待ち伏せしていたとか…



これらはヴェルサイユ条約の調印の時に使用された机らしいです!
ヴェルサイユ条約なんて忘れきっていたけど、第一次世界大戦の終結時に連合国とドイツとの間で調印された条約なんですね。
これオーディオガイドがなければ何の部屋だろ?ってスルーしてただろうな。笑
オーディオガイドありがたや〜〜〜


ということでまだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、だいぶ長くなってきてしまったので今回はここら辺でおしまい。
長文にお付き合いいただきありがとうございました☺️




🧸おわり🧸









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