フランス語でディベート⁉︎⁉︎

 またまたお久しぶりになってしまいました😅
まだ9月なのにパリでは最低気温が10度を下回る日がチラホラあってとにかく寒い!!
お部屋の暖房をつけたくてもセントラルヒーティングなので自分達ではどうしようもできず、ヒートテックや裏起毛の部屋着を着て何とかしのいでます。。。笑

秋めいたチュイルリー公園

前置きはこのくらいにしておいて本題スタート!
9月から新しい語学学校に通い始め、2週間が経ったのでその感想を書いておこうと思います。
新しい学校も1クラス6〜7人の少人数制でアメリカ、ドイツ、サウジアラビア、台湾など生徒の国籍は様々。そろそろ日本人の知り合いが欲しくなって来たので、日本人がいることを期待していましたがいませんでした🥲残念。。。
私はA1.2という初心者クラスの一個上のクラスにいるのですが、「え、ここ本当にA1なの⁉︎」って思うほど他のクラスメートがしゃべるしゃべる。笑
私は圧倒的にボキャブラリーもリスニング力もスピーキング力も劣っていて、クラスメートの話していることの半分も理解できない状態。
1週目は圧倒されてチーン…となっていましたが、ライティングのテストの成績は良かったようで先生が「C’est très très bien ‼︎」と異様に褒めてくれたのでフランス語を嫌いにならずに済みました。笑
2週目になると授業にも慣れ、分かる単語も増えてきたので楽しく過ごしているのですが、ディベートの時間が辛すぎて辛すぎて😱😱
1回目のお題は「パリでのマイカー所持」、2回目のお題は「ファストファッション」について。先生の独断で賛成派と反対派に分けられ、それぞれのグループで意見を考えて討論するという流れなのですが、いきなりファストファッション賛成派としての意見を出せと言われても全然思いつかない。。。
必死に意見を考えている横で、グループのメンバーは次から次へとフランス語で意見を出していく。
全部は理解できなかったですが「レザーやファーを作るには多量の化学物質と水を必要とするから環境に悪い」「ファストファッション以外のブランドだって、低賃金で悪い環境の中で洋服を作らせているのに売るときは値段が高い!その差額はどこにいったんだ」などなど。
そしてそれらの意見をすごい熱量でファストファッション反対派にぶつけ、相手も同じくすごい熱量で反論してくる。

私はクラスメートが話している内容についていけないし、そもそも意見もないし、呆気に取られていたのですが何も喋らないことは許されず、何か言うように言われたので私は討論の流れなど完全無視して(流れが理解できていなかったので)「ハイブランドは動物の皮とか毛を使って動物に優しくないからよくない」という必死に絞り出した意見を言って終了。

ほぼほぼ傍観者になってしまった理由をフランス語能力のせいにしたいけれど、もし日本語を使えたとしても、私はこのディベートに主体的に参加できなかっただろうなと自分の無知さに落ち込むのでした。
語学学校に行き、他のクラスメート達や先生の話を聞いていて思うのは環境問題や政治、社会問題への意識が高い人が多いなということ。
特にエコに対しては本当に意識が高い!(そのくせにタバコをポイ捨てするのが解せないけど)

日本でもそういう意識を持って生活している人はたくさんいるんだろうけど、少なくとも私は社会の様々なことに対して危機意識や問題意識を持ちながら生活していなかったし、そういう問題に対する自分の意見を言語化したことってなかったなと、ディベートの授業を通して気付かされたのでした。

だからと言って、ディベートの時に自分が自分がって意見を言い続ける姿が良いとは思わないので、自分らしく討論に参加できれば良いなと思うのですが、もう少し社会問題に関心を持って自分の考えを言語化する訓練は必要だなと感じています。
言語化訓練付き合ってくれる人大募集です🙋‍♀️



…なんだか途中から反省文みたいになってしまいましたが、大丈夫です。
私は元気です!!
授業終わりにクラスメートとその彼氏さんとランチに行って、フランス語で会話するという私的にはすごく嬉しかった出来事もありました😉👏


というわけで長くなってしまいましたが、フランス語以外にもいろいろ学べた2週間の感想でした!


最後は仕事終わりの夫くんとチュイルリー公園でランチした時の写真でおしまい!
椅子がたくさんあって、いろんな人たちがのんびり過ごしているチュイルリー公園が最近のお気に入りスポットです🕊






🧸終わり🧸

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